山燈花の石楠花
 現在当園には約200種5000本の石楠花が植わっており、その内容のすばらしさは比類なきものといわれております。
その種類本数多さもさることながら、その風情及び花の色の冴えは他で見ることは出来ません。
 そもそも当園は、先代当主が40年程前に大和石楠花100本ばかりをこの地に移植したことに始まります。
それ以後この花木のとりこになり、本業の林業その他事業のかたわら、増殖研究に取り組み、その成果が今の形になったのですが、本人の情熱と努力がまず第一には違いありませんが、それに加えふたつの幸運があったと思っています。そのひとつは、石楠花を植えるには誠に条件のそろった土地が家のまわりに広くあったという事です。ご存知のように石楠花を育てるのは非常に難しいとされ、しゃくになって投げ出すといわれるくらいですから相当なもんです。適当な遮光湿度それに土質が必要で、正に当地はその条件を満たしておりました。それにいまひとつは「日本ツツジ・シャクナゲ協会」の存在です。会員3000名を有する趣味の会ではありますが、ここでの情報収集がかなり助けになっております。現在でも会員の方がよく来られて、教わることが沢山あります。特に無学浅薄な二代目にとりましてはありがたいと思っております。
石楠花はツツジ科ツツジ属に含まれ、主に落葉性、ときに常緑で新梢に剛毛をもったものをツツジ類とし、それを除いたものをシャクナゲ類とよんでいますが、実際はその区別が難しいようで、同じものでもあるときには○○シャクナゲとよぶし、あるときは○○ツツジとよばれるものもあります。当園にはツツジ、シャクナゲ含めて約200種類あると言っておりますが、ここで交配された名もない品種も沢山あり、実際にはそれ以上あります。
ここに主たるものを紹介させていただきます。
3月下旬 えぞむらさき(むらさき)・玄海つつじ(ピンク)・セタシャクナゲ(ピンク)
4月上旬  和田ひかげ(白)・チェサピーク(白)・ファーストステップ(赤)
4月中旬 巨峰(赤)・暁(ピンク)・ジャイアントボール(ピンク)
4月下旬 本シャクナゲ(ピンク)・紅姫(赤)・大洋(紫)・ワダストライアンフ(赤白色)
5月上旬 朱玉(赤)・ルーズベルト(ピンク)・赤星(白)
5月中旬 ジンマリー(赤)・シミアラム(白)・のろし火(柿色)
5月下旬 サングリーン(赤)・キャンディツ(ピンク)・フォーチュネー(ピンク・白・黄)・グッドニュース(赤)



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