古代蓮は別名大賀蓮とも呼ばれ、昭和26年に千葉市花見川区険見川町の遺跡から推定2000年前の実が、大賀一郎博士によって発掘され発芽開花させられたことによるものです。山燈花の前の池でも7月から8月にかけて咲きますが、なんとも綺麗な花で仏教界で極楽浄土に見立てられるのもわかるような気がします。
 蓮の種類は多くありますが古代蓮は特に美しく、白地にピンクのコントラストがすばらしい。私はこの蓮を枚方の農園料理で有名な「杉五兵衛」の園主に戴いたのですが、観光農園を通じて古くから親交があり、私どものシャクナゲや紫陽花も進呈いたし、綺麗に咲いているとの事です。
 しかしこの蓮を美しく咲かせるにはなかなかの苦労がいります。元来蓮は新しい地下茎を伸ばす事によってその節目に花を付けるものでして、根が詰んでくると花は咲きません。よって葉が枯れる冬季に根を間引かなければなりませんが、それが大変な重労働であります。ばか長靴をはいて泥の中に入り蓮根を取り出さなくてはなりません。この蓮根も花の時期に食材としてお出しいたしますので是非ご賞味ください。



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